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『エフォートレス思考』を読んでみた。Part1 エフォートレスな精神

こんにちは!Sueです。

昔々、憧れだった仕事をさせてもらうことになったものの、なにからどうやったら良いのかわからず、力ずくで仕事を頑張っていた、言い換えると、頭を使って戦略的に仕事をしていなかった時期がありました。

まあ、なので、月に数回、気づくと会社で朝を迎えていたこともありました。

それでも「努力は報われる」と思っていました。

そんなある日、会社の偉い人から「頑張るところが違う。」と言われ、そこからほんとーーーに少しずつですが、改善することができました。

死ぬほどざっくり言うと、何もかも手放したら、仕事が回りだして、年商も着実にUPしていきました。

ちなみに、言われた時は、すんごくショックで傷つきましたし、正直、1年以上、どうして良いかわからない日々を送っていました。

偉い人に言われる前に出会いたかった書籍です。

今日は、Part1の紹介です。

Part1 エフォートレスな精神(←今日はここ)
Part2 エフォートレスな行動
Part3 エフォートレスのしくみ化

 

Prologue エフォートレス思考とは ー そのやり方が唯一の道ではない

・走っても走っても、ゴールに近づけない
・もっと成果を出したいのに、エネルギーが足りない
・このままじゃ燃えつきてしまいそうだ
・いったいどうして、こんなに何もかも大変なんだ?

という人は、

限界を超えてまで頑張ることをしないで、もっと簡単な道を選んでみませんか?

下記の選択肢で云うと、3.を選択するのはどうでしょう?

1. このまま死ぬまで頑張りつづける
2. 成功をあきらめて楽な仕事をする
3. 頑張らない働き方でうまく成功を手に入れる

頑張りが成果につながることは事実だけど、限界があるし、疲れれば疲れるほど、頑張りから得られるリターンは少なくなる。

なので、いちばん大事なことを、いちばん簡単にできるようにしてみない?

 

第1章 INVERT 頑張れば成果が出るとはかぎらない

逆境を乗り越え、犠牲を払って成功したヒーローたちの話しばかり見聞きしているせいか、全力で頑張ることしか方法はないと考えてしまいがち。

だけど、努力と根性でなんとかしようというのは、ひとつの考えにすぎないんだから、他に、余裕で結果を出せるもっとよいやり方を探すという方法もあるよ。

「楽をするのは悪いこと」という思い込みはもうやめよう。

ということが書かれています。

 

第2章 ENJOY 「我慢」を「楽しい」に変える

日々の運動、家計簿、皿洗い、メールの返信、仕事の打ち合わせ、子供を時間取りに起こすこと…

あまり楽しいものではないことも、工夫しだいで、楽しくすることは可能。

嫌なことを我慢するより、楽しくできるやり方を探したほうがいい。

ということが書かれています。

例として、

みんな楽しく参加できて、寄付金を集める方法を考えた、活動家のジェーン・チューソン。

息子にパインウッド・ダービー(木でつくったおもちゃの車でスピードを競うレース)のために、一番速いクルマを作って!と頼まれた工作が苦手なパパ。

みんな嫌がる食後の後片付けを楽しい時間に変えた長女。

LEGO創業者オーレ・キアク・クリスチャンセン。

の事例が載っています。

 

第3章 RELEASE 頭の中の不用品を手放す

古くなった目標、こびりついて離れない考え、もう必要ないのに頭のリソースを消費している邪魔なもの、を捨てて、脳のスペースを空けて、本来の働きを取り戻そう。

足りない物事にフォーカスするんじゃなくって、今ある物事に感謝をしよう。

感謝をすると、周りの人たちの心を明るくするし、心の主にが軽くなって、新たな可能性が見えてくるよ。

ポジティブなサイクルが、自分も他人も成長させてくれるし。

ということが書かれています。

 

第4章 REST 「休み」で脳をリセットする

やりすぎと不十分のあいだの、ちょうどいいポイントを見つけるのは意外と難しい。

集中力や体力がなくなっていても、カフェインや糖分を補給して、無理やり頭と身体を働かせてしまう。

けど、そんなことをしていても、最高のパフォーマンスは出せない。

それよりも、仕事を90分以内のセッションに分けて、それぞれのセッションのあいだに、短い休憩(10~15分)を取って頭を休ませることを提案しています。

昼寝をすると、サボっている罪悪感に苛まれてしまうけど、そんな考え方はやめて、昼寝をしてみよう。

そうすれば、エフォートレスな精神が戻ってくるよ。

ということが書かれています。

 

第5章 NOTICE 今、この瞬間にフォーカスする

目の前のことに集中することは難しい。

聞きながら過去の出来事や未来の予定に気を取られず、見るべきものだけを見ること。

エフォートレスな精神とは、大量の情報やノイズの中にいるけど、今やるべきことに注意をはらい、集中力を失わない状態。

これができるようになると、重要なことをピンポイントで把握して、以前は気づかなかった解決策をクリアに見抜くことができるようになるよ。

他人に対しても同じで、しっかりと相手に向き合って、耳を傾けよう。

もし、悩みを打ち明けられたら、じっと耳を傾ける。

そうすると、相手は自分なりに問題の答えを出すことができるようになるからね。

ということが書かれています。

 

イヤなことが頭から離れない場合は、シュレッダーに食べてもらう。(私のやりかた)

実際に行動するとなると、難しそうです。

ちなみに私は、日常起こる、些細な腹立たしさしか経験がありませんが、それでもムカつくことや不満に出会います。

ポジティブなことだけにフォーカスできるような器ではありません。

自分ではコントロールできない物事に関して、どうしても頭から離れない時は、A4の紙3枚にひたすら頭に浮かんでくることを書きます。

ムカつくことも、そうでないことも、関係ないことも、頭に浮かんできたことをとにかく吐き出します。

そして、シュレッダーに食べてもらって、終わり、にしています。

それでも思い出すことはあるけど、「くだらないことで脳みそを使うのはもったいないからやめよう。」と言い聞かせています。

この本です!

エフォートレス思考

 

タイトル画像:PexelsによるPixabayからの画像

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