できごと・思ったこと

心理的にでも、身の危険を感じたら、さっさと次に進もう!

こんにちは!Sueです。

今日は最近身の回りで起った出来事を綴ろうと思います。

陽気な話ではないし(あ、根が陰キャよりなので、いつも陰よりな話が多いけど。)、書いてしまうと、今から登場するような出会いたくない人たちに出会ってしまいそうで書くか迷ったけど、

理不尽すぎる(←自分にとって、で良いと思う。)状況でムリだと思うなら、我慢しないでさっさと辞めて次に進もう、と言いたい。

病気になるためにトリマーやりたい!と思ったわけではないはずですからね。

と思って、書くことにしました。

そんなに大した話でもないかもしれないけど。

 

受け取り方はひとそれぞれだけど

先日、「初めましてー」な人と雑談する機会がありました。

その方は、昨年とあるドッグサロンで働かせてもらえることになったそう。

40代で、まったく違う業界からトリマーになると決め、転職したそうです。(あたしと同じだな。)

なので、アシスタントとしての勤務だったそうです。

んで、1日目から怒鳴られ、それでも3ヶ月我慢して通ったんだけど、とうとう顔半分、顔面神経麻痺になってしまい、辞めたそう。

怒鳴られる理由は、「そんなブローでカットができると思ってんのかー!」とか、「使えないから帰れ!」とかだそうです。

オーナーがトリマーで、オーナーの芸術力をメインで売ってるお店なのかね。

それにしても、文字で書くとそれほど怖い感じはしませんが、顔面神経麻痺になるってことは、ものすごい剣幕だったのでしょう。

ちなみに、病院には通ったらしいですが、脳の病気ではなさそうで、辞めてしばらくしたら治ったそうです。

 

それにしても、未経験者を雇った本人に、「使えないから帰れ!」とか言われてもね。

できないことはわかっていて、できるようにするためにはどうしたら良いかなー?と考えながら仕事をしてるのに、そう言われると、できない暗示をかけられてる気がして、私はムリだな。

プラス、「え…そんなに怒るなら自分でやって。私にはアシスタント務まらなさそうでご迷惑おかけしちゃうんで。」って即辞めるだろうな。

だってさー、こういう環境で何かできるようになったとして、こういう人に褒められたとしても、1mmも嬉しくないもん。

ものすごい実績のある人から怒鳴られたら、クソー!見てろよ!って思えるのかなー。

いやー、ないだろうなー。

どうしてもトリマーになりたいんだけど、このお店でしか働く場所がないなら我慢できるのかなー。

いやー、絶対ムリーーー。

まあそれでも、

怒られても、怒鳴られても、「(この状況に)負けないもん。」という人も世の中にはいるのかもしれませんね。

なにクソー!と思って、逆にメラメラとやる気が芽生える人もいるのかもしれませんけどね。

まあ、受け取り方は人それぞれなんでしょうけど。

 

私も出会った怒鳴りちらす人

私もわりと最近、この業界に来て初めて理不尽に怒鳴りちらす人に出会いました。

その人は、犬にも同僚にも怒鳴り散らしていました。

観察していると、同僚に怒鳴り散らしている時は、もはや何に対して怒っているのか、自分でもわかってないのでは…という印象でした。

人に怒鳴っている時は、怒鳴り散らすことで、見えない何かを必死に守ってるようにも見えました。

犬に怒鳴ってる時は、怒鳴っている自分に酔ってるように見えました。

なんかコワイ。

気持ち的にはまだまだ乙女だけど、世間的にはオバサンの私にも怒鳴ってきたり、たまに、このオバサンにも、”女子のいじめ” みたいな感じの対応もしてきました。

さすがに笑っちゃいそうになったし、何度も「ちょっと、ダイジョーブ?」って言いそうになりました。

 

当時、同僚だったAさんが、よく爪切りを落として壊していて、ひどい時は1日に2つ壊していました。

1度落としたら壊れる爪切りもどうかと思うけど。

最初見た時は、Aさんっておっちょこちょいなのね、と思ってたんだけど、よくよく観察していると、そうじゃなさそうでした。

それだけじゃなくって、依頼されたことをすぐ忘れたりするところを見て、え…なんで!?と思ってたけど、これも観察していて思ったけど、仕事のある日は毎回よくわからない理由で怒鳴られていて、なぜ怒鳴られたのかもわからないし、またいつ怒鳴られるかわからないし、慢性的に頭の中がぐわんぐわんしてたんだろうなーと思います。

Aさんは、さんざん怒鳴られたあげく、お客様が来たら、「愛想良くする。(怒)」とかまで怒鳴られていました。

怒鳴られて愛想良くするもの!?

 

そのうち、ふと、この怒鳴る人の人生に付き合ってる場合じゃない!とふと思い、私はお店を辞めました。

伝染して自分もそうなりたくないし。

半年頑張ったぞーい!

残念ながら、技術的に得たもの、学んだことは何もありませんでした。

 

怒鳴る人の言い訳

トリマーが怒る言い訳で多いのが、動物を扱っているので、怪我させちゃいけないし、時間内に終わらせなきゃいけないし、ピリピリしちゃって…ということを聞いたことがあります。

自分でもやっていて、大変な仕事だな…ということはよくわかります。

私が出会った怒りんぼさんの言い訳は何かわかりませんが、仮に、同じ言い訳だったとしても、それを別のかたちで他人にぶつけるのはあまりにも身勝手なのではなかろうか。

言わなきゃいけないことは、言わなきゃいけない。

けど、相手を攻(責)めたくなった時に、怒りの源を探るジャーニーをしないと、いつまでも「怒りんぼ」は改善されないよなーと思うのであります。

本人がそれを問題視しない限りはそのままでしょうけど。

 

技術習得と愛のムチ

ものすごく才能があって、天才、というか、それも通り越して秀才ならまた違うのかもしれませんが、凡人にとって、技術的なことを習得するって、どんな世界でも厳しいと思う。

私も幼少期から25歳くらいまで習い事をしていたので、一応、習い事の厳しさは経験しているけど、厳しさの種類が違った気がする。

上に書いた人たちのやってることが愛のムチだとは思えないんだよなー。

いやちょっと待てよ。

習い事→お客様からお金をいただいているわけではない→上手くなるよう、指導。
お店でのアシスタント→お客様からお金をいただいている→上手くできないと怒鳴られる。

こういうこと!?

…と今書いていてある意味納得。

んーーー。

けど、なんか違うんだよなー。

私が出会った怒りんぼさんは、洗濯機を回すタイミングが悪いと言って怒鳴ったりしてましたからね。

時間内に終わればいいだろうに。

なんていうか、怒鳴る対象を頑張って見つけようとしていたというか。

もちろん、怒鳴ったりしないトリマーの先輩にも会ったことがあるけど、彼女たちは、「みんなで早くできるようになって、1匹でも多くのわんちゃんをキレイにしよう!」とか、「飼い主さんにも喜んでもらおう!」という人たちで、親切な人たちだったな。

手取り足取り、という感じではないし、甘やかされているというわけでもなく、具体的に説明してくれて「できるようにしなさい。」という感じで。

やっぱり、厳しいよ。

でも、目的がはっきりしてるし、怒鳴られるわけじゃないので、心理的安全も保たれ、「次こそは。」って思えるかな。

 

心理的身の危険を感じたら、さっさと次に進もう!

叩かれたり、殴られたり、突き飛ばされたり、ものを投げつけられたり…とかいう物理的な身の危険は以ての外だけど、

怒鳴られることによって、上達する人は別として、そうじゃない人は、ずっと辛い環境に身を置いてないで次に進もう。と言いたい。

ついつい、「根っからの悪人はいないから、この人も、本当は悪い人じゃないはず。」とか思って、我慢しちゃったりするけど、人の性格とか、行動パターンみたいなものってそんなに簡単に変わるものじゃないからね。

「石の上にも3年って云うし…」とか思ったりもしたりして、これを我慢しないと負け癖がついちゃうかも…とか思ったりもする。

なんでもかんでもすぐ辞めるのは違うと思う。

でもさ、自分に合ってないなら、辞めていいと思う。

くだらねぇヤツのせいで病気になる前に、まずは自分を大切にしたいものだなと思う。

確かに生きていればどうしても他人と関わらざるを得ないわけで、自分ひとりではどにもならないことも多いし、多かれ少なかれ理不尽な場面に出くわすことってあるけれど、くだらない他人に自分の人生めちゃくちゃにされてないで、自分で自分の人生をコントロールしたいものだな。と思う。

 

『自分を守るためにちょっとだけ言い返せるようになる本 声とココロの取扱説明書』いい練習になると思う。

自分を守るためにちょっとだけ言い返せるようになる本

 

これ、いい練習になると思います。

ただ、相手によっては、もっと攻撃してくる人もいるかもなーとも思った。

更に怒りを顕わにされる場合もあるだろうし、ムシされるという場合もあるだろうなと思う。

それでも、仕事ができるならいいけどね。

でも、練習にはなると思います。

 

 

『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本』2万6千人が効果を実感したそうです。

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本

 

今日書いたブログは、なめられやすいから怒鳴られる、とかそういった類のものではない気がするんだけど、全くないわけでもない…かもしれないので、こういうのを読んで、当てはまるかな?と思ったら実践してみるのもありだと思います。

 

タイトル画像:Annalisa I.によるPixabayからの画像

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