こんにちは!Sueです。
昨年、友人から、英語を教えて!と依頼がありました。
何か新しいことに挑戦してみようと思ったとのこです。
なるほど。
恥ずかしくて大きな声では言えないけど、5年の留学を経て帰国直後に受けたTOEICの点数は760点。何度か受けましたが、いつも同じ点数。
それから15年くらい経って、英語を丁寧に勉強したらどのくらいの点数がとれるんだろう?と思い、3ヶ月頑張って勉強してみたら、860点とれました。
勉強がキライすぎて、苦しかった3ヶ月でした。
この時、何冊か、英語の勉強方法について書かれた書籍を読んで、共通していた情報をもとに、こんなんでいいのかなー…と思いながら勉強していたのですが、以外といけたので、この方法をみんなにもお伝えしようかと思います。
友人とは時間が合わず、半年のみ(これから紹介する、リーディングの本を1冊終わらせたくらい)の週一オンライン授業になってしまいましたが、実際にやってみると、初級だろうが中級だろうが、目的が何だろうが、レベルによって使う教材は違えど、勉強方法は同じなんじゃなかろうかと思いました。
んで、次回以降、一つずつ、使い方をご紹介しますが、今回は、準備するものだけお伝えするので、「こんなのを準備するのね。」くらいで目を通してください。
●初級・中級・上級レベルってTOEICだとどのへん?
●「英会話から始めたい!」気持ちはわかるけど。
●TOEIC公式問題集をやってみよう!
●超初級〜中級下レベルにいる人がそろえる本は、4種類!
●(1.)単語の本
●(2.)文法の本(説明だけのやつ)
●(3.)文法の本(クイズと解説が付いてるやつ)
●(4.)長文の本
●(3.)(4.)の代わりに、TOEIC公式問題集でもO.K.!
初級・中級・上級レベルってTOEICだとどのへん?
個人的に、TOEIC信者でもなければ、アンチでもないです。
たまにTOEICのテストは受けても意味がない!という人もいますが、私的には必死で勉強してみて感じたことは、やり方次第で、英語脳になるんじゃないかとも思いました。
少なくとも、自分の力がどのくらいか測れるとても便利なツールなんじゃないかと思います。
っつーことで、まず初めに、レベルと、TOEICのスコアについて、見てみましょう。
日本ワーキングホリデー協会のサイトに、TOEICの点数で分けたレベルの目安が載っていて、わかりやすかったのでそのまま引用させていただきます。
1.Introductory(超初級レベル)
TOEICスコア:5~200
2.Elementary(初級レベル)
TOEICスコア:200~450
3.Pre-Intermediate(中級下レベル)
TOEIC:450~650
4.Intermediate(中級レベル)
TOEICスコア:650~750
5.Upper-Intermediate(中級上レベル)
TOEICスコア:750~850
6.Advance (上級レベル)
TOEICスコア:850~990
友人は、TOEIC模擬テストを自宅で時間計ってやってみたら、点数がなかったそうです。
というか、そもそも、問題すら読めなかった(; _ ;)と言っていました。
現実を確認して、自分はどこを目指すのか、
また、そのギャップを埋めるために、どうやって勉強していくことが良いのか確認するためのツールだと思っているので、
「点数が低かったからダメなのかも…」とかそういう考え方はやめましょう。
意味がないので。
「英会話から始めたい!」気持ちはわかるけど。
「英語」というと、それじゃやっぱり英会話を…となる気持ちもわかるけど、オンライン英会話を否定するつもりは1mmもないけれど、初心者はにはあまりおすすめしません。
友人も、英会話を習おうかなとも思ってるんだけど、と言っていました。
ある日いきなり英語圏で生活することになったなら話はべつだけど、英語初心者で日本で生活してるなら、まずは、理屈で英語のメカニズムを覚えて、単語を覚えて、1つでも2つでも良いので短くて良いので自力で文が作れるようになってから英会話に挑戦してみる方が、ずっと早く確実に話ができるようになると思います。
目安としては、これから紹介する、問題も付いてる文法の本を一通りさーっとやったら…くらいで良いかと思います。
間違えた時とか、話したかったけど文章が作れなかった、といった時に、振り返るものをまずは準備しよう。
それからで遅くない。
とにもかくにも、まずは、基本の構造と、単語(部品みたいな感じ。)を覚えることからスタートです。
TOEIC公式問題集をやってみよう!
1〜6まで出ているようなのですが、どれでも良いので1冊買って、本番のように、1回分のテストにチャレンジしてみましょう。
先ほども書きましたが、現実を確認して、自分はどこを目指すのか、
また、そのギャップを埋めるために、どうやって勉強していくことが良いのか確認するためのツールだと思っているので、最初は、点数がなくても大丈夫です。
仮に点数がなかったとしても、200点目指せば良いわけですからね。
この問題集は、英語の勉強を始めて、1ヶ月毎に、同じ1回分のテストをやって、どのくらい力がついたのか、確認するために使いますので、何度も使います。
Educational Testing Service (著)
超初級〜中級下レベルにいる人がそろえる本は、4種類。
(1.)単語の本
→とにもかくにも、単語だと思うから。
(2.)文法の本(説明だけのやつ)
→”英語は知らない”前提で、理解を深める。(何度か読書する。)
(3.)文法の本(問題と解説が付いてるやつ)
→本当に理解できてるのかアウトプットするため。
→間違えたら、丁寧に解説を読んで理解する。
(4.)長文の本
→シャドーイングのため。騙されたと思ってやってみることをおすすめします。効果に驚きます。
(3.)(4.)の2冊の代わりに、TOEIC公式問題集でもO.K.!
次回以降、一つずつ、使い方をご紹介しますが、今回は、「こんなのを準備するのね。」くらいで目を通してください。
(1.)単語の本
文法の本や、リーディング用の本にも単語は載ってるけど、ボキャブラリーはたくさん覚えた方が良いです。
単語の品詞が書かれているものであればなんでも良いので、もし余裕があったら買って!と友人に言ったところ、このキクタンを買っていました。ので、紹介します。
高校入試レベルだと、簡単すぎるかも…という人には、下記のTOEICスコアに合わせた本でも良いです。
『【音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 600』
株式会社アルク文教編集部 (編集)
『【音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800』
株式会社アルク文教編集部 (編集)
『【音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 990』
株式会社アルク文教編集部 (編集)
アプリでも良いと思いますが、個人的には、進捗がわかりやすいので書籍がおすすめです。
覚えたページが増えると単純に嬉しいもんね。
念のため言っておきますが、いっぺんに全部買わずに、1冊覚えてから次の書籍を買いましょう。
(2.)文法の本(説明だけのやつ)
自分にとって読みやすく書かれた文法の本(説明だけのやつ)も用意しよう。
私が760点から860点にした時は、(おそらく)子供用に書かれたカエルくんの文法の本を何度か読みました。
ちょっと高いな…とも思ったのですが、今まで(なぜか)かっこつけて難しそうなやつを買っては1度も読まないことや2~3ページで挫折することが多かったので、あえて、絵が多くてかわいいやつにしてみました。
普段、読書の習慣がない人、活字が得意じゃない人には特におすすめです。
この本じゃなくてももちろん良いですが、「このくらいわかる。」とかできるフリをしたり、かっこつけるのはやめて、初心に戻った気持ちで選びましょう。
何冊も買ってしまいたくなってしまいますが、そこは、買っても2冊(著者は2人まで)におさえておいた方が良いかと思います。
理由は、「(2.)英語初心者におすすめ、文法の本(説明だけのやつ)の使い方」で説明します。
石崎 秀穂 (著)
石崎 秀穂 (著)
石崎 秀穂 (著)
石崎 秀穂 (著)
(3.)文法の本(問題と解説が付いてるやつ)
問題も付いてる文法の本は、これがおすすめです。
とてもわかりやすいし、問題の量も程良く、イヤにならない。
さくさく進む感じが心地よい。
知ってるつもりにならずに、丁寧に、でも、どんどん進める勢いでやってみよう。
山田 暢彦 (監修)
中学英語はさすがに簡単すぎる…という人は、高校バージョン『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版』でも良いかと思います!
(4.)長文の本
ズバリ、シャードイングに使う本です。
リーディングの本は、1話に使われている単語がまとまって書かれていて、かつ、品詞も記載のあるやつ。そして、音声がついているもの1冊で十分です。友人とのレッスンで使った教材は、こちらです。
James M. Vardaman (著), 神崎 正哉 (著)
(3.)(4.)の2冊の代わりに、TOEIC公式問題集でもO.K.!
(3.)文法の本(問題と解説が付いてるやつ)と、(4.)長文の本をバラバラに買うのもありだけど、どっちも存在する、TOEICの問題集でもO.K.です。
やることは同じなので。
進捗を測る時にも使うし、リスニングの問題も付いてきて、これもシャドーイングの練習として使えるので、もしかすると、こっちを1冊用意する方がお得かもしれません。
「難しい」と感じてしまうかもしれませんが、個人的には、思い込みなんじゃないかと思います。
1冊買って、全部覚えるまで何度も使いこなせば良いと思いますので、1〜6まで揃える必要はありません。
Educational Testing Service (著)
さて、今回は、準備するものをご紹介しました。
次回は、それぞれ、どのように練習していくのか、詳しく解説していきます!
(1.)単語の本の使い方のページへレッツラゴー。
→とにもかくにも、単語だと思うから。
(2.)文法の本(説明だけのやつ)の使い方
→”英語は知らない”前提で、理解を深める。(何度か読書する。)
(3.)文法の本(クイズと解説が付いてるやつ)の使い方
→本当に理解できてるのかアウトプットするため。
→間違えたら、丁寧に解説を読んで理解する。
(4.)長文の本の使い方
→シャドーイングのため。騙されたと思ってやってみることをおすすめします。効果に驚きます。
(3.)(4.)の2冊の代わりに、TOEIC公式問題集でもO.K.!TOEIC公式問題集の使い方
タイトル画像:Biljana JovanovicによるPixabayからの画像