できごと・思ったこと

性格が真逆な友人と旅行を楽しむことはできるのか?

こんにちは!Sueです。

電車を待っている時に、特別なロマンスカー的な電車を見たり、新宿で信号待ちをしている時に飛行機が目に入ったりすると、どこかに行きたくなります。

せわしなく移動するような旅行は好きじゃなくて、1週間でいいので、ひとつの街に滞在するスタイルが理想です。

今日は、性格が真逆な友人と旅行に行った時の話を書きます。

結論を言ってしまうと、2人行動で楽しみたいなら、2泊3日の日程にして、それぞれ1日ずつ、自分に付き合ってもらう日と、友人に付き合う日を決めれば楽勝でした。

 

友人とうまく旅行が楽しめなかった苦い思い出

若かれし頃、友人とうまく旅行を楽しむことができなかったことがあります。

5日間くらいの旅行だったと記憶しています。

根底に、仕事のことしか頭になく(あの頃、仕事ができない自分への焦り、そしてそれを上司や同僚のせいにして、慢性的に怒りを抱えていた気がします。)、気持ちに余裕がないところに、人に合わせることにだんだんストレスを感じるようになりました。

爆発したわけではないですが、言動には何かしら出ているはずなので、自分はガマンしているつもりでも、伝わりますから、すごくイヤな思いをさせてしまったんじゃないかと思います。

それ以来、その友人とは会わなくなってしまいました。

んで、それ以来、そもそも旅行もしていませんでした。

 

ノリで金沢へ行くことになったんだけど…

数年経ったある日、別の友人Yちゃんと、話のノリで金沢に旅行に行くことになりました。

Yちゃんとは、仕事で出会い、Yちゃんが退職してから仲良くなりました。

一緒にご飯を食べたり、その辺へでかける仲ですが、そこまでYちゃんのことを知ってるわけではありません。

「いきたいねー。」という言葉だけでなく、どんどん本当に行く方向になっていったのですが、

いやーまたギクシャクする感じになっちゃったらイヤだな…やっぱり断ろうかな、とか思っていました。

友だちが減るのも寂しいし。

ほんとに行くなら、今度は、私も友人も楽しい!と思える旅行にしたい。

ある日、2人で本屋さんに行き、金沢の旅行ガイドを別々のものを買って、行きたいところを出し合うことになりました。

行きたいところを出すのは私だけで、それに対して、Yちゃんは、「いいねー!」「行こう行こう!!」というばかりでした。

いっちばん行きたいところを聞いても、「ここもいいし、あっちもいいし…」と言うばかり。

んーーー困った。

もしかして、ほんとは私と行きたくないんじゃないのかも?と思って、「ほんとにホテルとかとっても大丈夫?」と聞いたら、「もちろん!でも具体的にいつ?」って話になったので、行きたくないわけではないっぽい。

ということは、普段、何かと合わせてくれるYちゃんなので、私に遠慮してるのかな。

私はどちらかと言うと、ざっくり予定を組んでおきたい人。

午前と午後で、必ず行きたいところは選んでおいて、時間があったら、その近辺で行けそうなところに行くタイプ。

んで、ランチはわりとどうでも良いけど、夜ご飯は、事前に調べた場所に予約して確実に行きたい人。

Yちゃんの旅行スタイルがいまいちわからない。

でもこのままだと、「私たちの旅行」じゃなくて、「私の旅行(Yちゃんがついてきてくれた)」になっちゃう。

もしかすると、Yちゃんはそれでも楽しめる人なのかもしれないし、もしかすると、そっちの方が良い人なのかもしれない。

んー。わからない。

あーーー困った。

と思ってたけど、ふとひらめいた。

その前に、

 

性格、行動が正反対の私とYちゃんについて

ある日、ピクニックに行くことになり、Yちゃんが「レジャーシートあるから私もってくね!」と言ってくれました。

食べ物は、最初、Yちゃんは、小さなお弁当を選んでいたのですが、それは止めて、シェアできるよう、おつまみを2人で選んで、お酒も買いました。

案の定、レジャーシートは、シートの上で足を伸ばせないくらいのぎゅうぎゅうサイズでした(笑)が、おつまみとお酒を持っていったことは大正解でした。

美術館に美術作品を見に行くという共通の趣味があるのですが、出口のところにあるお店では、私は一周してよほど欲しい物がない限り、何も買いません。

ですが、Yちゃんは、30分くらいじーっくり商品を見て、必ず何かを買います。

その間、私はロビーの椅子に座って、ぼーっとしてるか、本を読んでYちゃんを待ちます。

Yちゃんはガチャガチャ好きですが、私は好きじゃないです。

仕事では、私は完成図だけ描きますが、Yちゃんは、プログラミングが得意で、じっくり取り組みます。

Yちゃんは、GW、夏休み、冬休みなどのまとまった休みの時は必ず帰省します。

私は、用事がない限り、ほとんど帰省しませんが、数年に1度、あ!今行ける。と思った時に帰省します。

Yちゃんは、肉の脂身を食べることができますが、私はできません。

この旅行で、Yちゃんは、3日分の化粧品類と、シャンプー類を小分けまたは、試供品でまかなっていたので、バッグは大きめのトートのみ。

私は、いつも使ってる化粧品類と、シャンプー類をそのままがさっと持っていくタイプなので、中くらいのサイズのコロコロでした。

あげれば切りがないくらい、正反対な2人です。

 

私の時間と、友人の時間をおもいっきり分ける作戦

大都会でもないし、長期滞在するわけでもないので、一緒に行動することが前提です。

金沢に行くことだけ決めていて、日程も期間も決めていなかったこともあったので、それなら、2泊3日で行けばいいんじゃないかと。

1日目は、私が行きたい場所とご飯に付き合ってもらって、

2日目は、Yちゃんが行きたい場所とご飯に付き合って、

3日目は、行けそうなところに行って、市場でご飯を食べて帰ってくることにしました。

これがとても良かった。

あと、可能であれば、ホテルもなるべく部屋が広いところを探すといいかもです。

荷物が多くなければ、駅近にこだわるより、広さ重視の方が良いかも、と思います。

 

その土地を満喫するYちゃん

1日目は私の日。

21世紀美術館をメインに、その後、お寺とか巡ったんだっけな?覚えてない。

途中で、金箔のついたソフトクリームをYちゃんは楽しんでいました。

そういえば、小さな部屋の入り口で、美術部員さんに作品にはさわるな、と、英語で話しかけられました。

どこ出身のアジア人に見えたんだろう?

夜は、事前に予約したフレンチへ。

ここで、小樽のナイアガラというスパークリング白ワインを飲んだのですが、すんごく美味しくて、帰ってきて箱買いしました。

残念ながら、金沢のお酒は飲んでません。

ちなみに、お店の雰囲気も私好みだったし、言うまでもなく、お料理もとっても美味しかったです。

2日目は、Yちゃんの日。

目的地としてYちゃんが選んだのは、白川郷でした。

しかも、当日決めるっていう。

んで、確か、往復のバスチケットを出発前に金沢で購入しなければならず、どのくらい滞在するか先に決めなければなりませんでした。

Yちゃんにお供する番ですから、私は何も言いません。

行ったことはありませんが、旅行ガイドを見る限り、4時間もいれば、かなり満喫できるんじゃないかと思っていましたが、Yちゃんは、あの小さな集落に8時間滞在することにしました。

同じ道を何度も行き来し、隅から隅まで堪能しました。笑

そしてその日は、天気が安定しておらず、晴れの白川郷、大雨の白川郷、風の白川郷、そして、ひょう(雹)の白川郷、をも堪能することができました。笑

戻ってきた後は、茶屋街をぶらぶら。

わりと朝早く出たので、夕方には金沢に戻っていました。

観光地に行くと、観光地ならでは、といった食べ物や飲み物がありますが、Yちゃんは、果敢にチャレンジしては、「うわぁ~まずい。やめればよかった〜。」と言っていました。

白川郷に限った話ではなくて、金沢市内でもやっていました。

Yちゃんの口には合わなかった、という話なので、売っているものが美味しくないということではないです。念のため。

ご飯は、飲食店を適当にはしご。

3日目は、行けそうなところと、市場へ行く日。

兼六園を散歩した後、市場へ行きました。

「せっかく金沢に来たから!」と言って、そんなに食べれなくない!?(成人男性用大盛りというくらい)というくらいの、海鮮丼をオーダーし、ヒーヒー言いながら完食していました。

 

正反対の人と旅行したおかげで、新鮮な目線で旅行を楽しむことができました。

先にも書いたけど、私は、ざっくり計画を立てて、行動する人。

ぎちぎちに詰め込んでせわしなく移動することはあまり好きじゃない、けど、方向は決めておきたいので、ざっくり計画です。

んで、生活水準がほとんど変わらない土地なら、国内外どこに行っても、まあまあ同じじゃね?と思っている節があります。

その土地の歴史とか成り立ちに興味を持った方が楽しめるんだろうなということは、頭のどこかではわかっているのですが。

んで、私の場合は、行ったところが期待以上だったか、以下だったか、どこかジャッジしている気がします。

Yちゃんは、行き当たりばったりを楽しむ人。

んで、その土地の、特に食べ物を思う存分満喫するタイプ。

Yちゃんの旅行スタイルは、肩の力が抜けたような旅なので、期待以上も以下もありません。

まる一日、私とは正反対の人にお供してみると、新鮮な目線で旅行を楽しむことができました。

価値観とか、行動スタイルが真逆の人と一緒に旅行するの、とっても良いかも。

次は2人でチェコに行く予定ですが、何年後になるんだろうか…2027年かな。

 

小樽のやつだけど。美味しかったので共有

1日目のフレンチで飲んだナイアガラというスパークリング白ワインが忘れられず、後日、箱買いしました。
ほんとは教えたくないけど、美味しいので飲んでみてほしい!
甘めです。

おたる醸造 ナイアガラスパークリング白ワイン

 

3本の方がお得ですが、1本も載せておきます。

おたる醸造 ナイアガラスパークリング白ワイン

 

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タイトル画像:Ellen ChanによるPixabayからの画像

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