こんにちは!Sueです。
なんと、今日は、目標にしている起床時間、4:30に目が覚めました!
しかも、目覚ましに起こされる少し前に目が覚めたので、より、気分が良いです♪
これを明日も実行したいです。
今日は、トリミングサロンのオーナーと従業員について書きますが、サロンやオーナーやスタッフを批判するものではありません。
私がやりたいことを実現させてもらえている環境なので、とても感謝しています。
恨まれたら困るから書いておく、ということではなく、本当に心からそう思っています。
ですが、先に言っておきますが、無給で労働させるのは、今の法律だと、違反です。
それから、カテゴリー的には、「ふと思ったこと」なのですが、内容がトリミングサロン関連なので、「トリミングの話」に入れておくことにします。
何も知らされないまま、無給に変更
トリミングを仕事としてスタートしたのは、今年の1月半ばです。
普通に会社員もしていたので、土日のみ出勤させてもらっていました。
もともと、「うちは歩合制です」ということは聞いていました。
例えば、プードルをお客さまから1万円いただき、シャンプー・カットする場合、仮に50%(5,000円)お店のオーナーに入る契約だとすると、もう半分の50%をいただく、というシステムです。
私の場合、まだまだ先輩のチェックが入るので、仮に50%(5,000円)お店のオーナーに入る契約だとすると、25%(2,500円)仕上げを手伝ってくれた先輩トリマーに入り、残った25%(2,500円)が私のギャランティーです。
チェックの箇所次第で、私のギャラの割合が変わります。
細かいことを知ってしまうと「お金がプライオリティーNo.1!」になりそうなので、あえて詳しい計算式は教えてもらっていません。
目的が変わってきちゃいそうだもん。
実際のお金事情は、プードルのシャンプー・カット1万円と書いたのは、例なので、1万円ではありません。
んで、新人の私が対応できるのは、1日せいぜい2頭。
ということは、1日2頭どうにか頑張っても、5,000円ももらえません。
そのため、1ヶ月目は交通費入れて数千円が私のお給料でした。
それでも、作業をやったことは事実だし、その数千円でも、とても嬉しい対価でした。
ところが、ところがです。
なぜか翌月からいきなり、オーナーの取り分を引いた残りの50%が全て、先輩トリマーに入ることになっていました。
お給料は現金でいただくのですが、私の分がなく、そこで「無給」ということに初めて気づきました。
8日働いた分が無給になったことよりも、私に知らせてもらえなかったショックの方が大きかったです。
そして私以上に、若手のスタッフがざわついていました。
先日22歳になったばかり、というスタッフが、数人いる中でも勤務年数の一番長い先輩に、Sueさんは、ひとりで仕上げまではできないけど、学校を卒業しているんだし、作業をしていることは事実だから、オーナーにおかしいと言えないのか?と言ってくれて、涙が出そうになりました。ぴえん。(彼女に良いことがありますように。)
ちなみに、他のスタッフは、ド新人でも、無給ということはなかったそうで、どうやら、この新制度の導入は、私の代からのスタートのようです。苦笑
オーナーにしてみると、「まだ1人で仕上げられないからプロじゃない。」という感じなのでしょうか?
一言伝えてくれてたら気分も違ったんだけど。
無給で働く違和感
だけど、ちょっと待った。
お客さまのお犬さまをシャンプーしたりカットしたりしているのは事実で、その対価として、お金はいただきたい。
ブローもろくにできないオメーが言うな!!と怒鳴られそうですが、けっして趣味ではなく、私の時間や体力を提供しています。
それに、「チェックなしでカットできるようになるのは、あなた(私)の仕事、後輩のカットを修正することが先輩トリマーの仕事。」って言ってなかった?
ですが、結局、3ヶ月目も無給でした。
オーナーがどういう人かもまだわからないし、お店の中の人間関係もよくわからないので、意見なんか言えないです。
とぼけた感じで、いつまで無給なのか聞ける度胸も私にはなかったです。
1ヶ月目はお給料をもらったのに、2ヶ月、3ヶ月目は無給というよくわからない状況だし、宣言もされていなければ、契約書を交わしたわけでもないので、いつ、どんなタイミングで、どんな感じで、なんと切り出したら良いのかわかりませんでした。
覚悟を決める
3ヶ月目も無給だった時に、なんとなく、半年間無給なんじゃないかと頭をよぎりました。
だとすると、それはちょっとありえないかな、とも。
それと、週末だけなので、本気だと思われてないのかも?とも思いました。
今自分が一番やらなければならないことはなんだろう?と立ち返ると、まずは超特急でカット技術を身につけること。
そのため、「犬はさわらせてあげられないけど、店舗業務で良いなら働いても良いよ。」と言ってくださったサロンがあったのですが、そちらを選択するのも今はちょっと違う気がしていました。
なので、せっかくいただいた話しでしたが、お断りしました。
ちなみに、このスタイルのお店はかなり多い。
無給サロンに対して、「本気です。」ということも示さないと、と思いました。
平日も働かせてもらうことにして、それでも無給だったら、考え直そう、と思いました。
なので、おもいきって、IT会社での仕事を辞め、まずはトリミングの仕事に集中しようという決断をしました。
貯金がほとんどないにも関わらず。
ふつーの人にしてみると、ありえないし、おすすめされるやり方ではないですね。
ですが、やると決めて、4ヶ月目は平日も出勤させてもらうことになりました。
ざっくり少なく見積もっても、少なすぎる労働対価でしたが、無給で亡くなりました。
この出来事のおかげ
形の出来具合はO.K.だったけど、面が揃っていないことを指摘され、面が揃ったかなと思ったら、今度は前足の形を指摘され、体力というより、気力、精神力の消耗が激しく、2頭目になると、カットから劇的にスピードが遅くなる…という感じで、地団駄を踏んでる毎日です。
それでも、週2回より、毎日やった方が上達スピードが違うことは確かだし、そう実感できています。
いつまで無給なんだろう…という、余計なもやもやがなくなったので、仕事にも集中できるようになりました。
この出来事がなければ、ダラダラと、週末だけ無給で働かせてもらう状況がずーーーっと続いていたと思います。
理不尽すぎる出来事でしたが、1000%覚悟することができたことは良かったと思っています。
最後にもう一度書きますが、無給で労働させるのは、今の法律だと、違反です。
タイトル画像:Gerd AltmannによるPixabayからの画像