こんにちは!Sueです。
「最近の若い子たちって、ちょっと何か言うとすぐ辞めちゃう。」とか、「ちょっと壁にぶつかるとすぐ辞めちゃう。」とか、「仕事があっても定時で帰っちゃう。」って類の記事を毎年1度は目にするのは気のせいかもしれないけど、見たかもしれない記事上に登場する人たちが置かれた状況やキャラクターを無視して言うけど、
出される課題と、課題の出し方に問題があるのでは?とふと思う。
確かに、何かやりたい仕事がある時に、正直、それに付随するやりたくないめんどーな仕事の方が多い気がする。のは気のせいではなく、
やっと、「やりたい仕事ができる!」と思ったら、10個くらい、やりたくないのにやらなきゃいけないことがある。
その連続でここまできた気がする。
んで、それは避けては通れないので、やらなきゃいけない。
けれど、例えば、
・Webサイトデザイナーとしての仕事がしたくて、A社に入社したBさんがいます。
・A社は、社長も含めて5人の小さな会社です。
・デザインの仕事をするはずだったのに、仕事と言えば、先輩たちの雑用がほとんどです。
・その雑用は、今まで先輩たちがやってきたことなので、教えてくれれば10分で終わることかもしれないのに、忙しいから、という理由で教えてくれません。
・仕事とは直接関係ない事務作業なんだけど、仕組みや流れを手探りで何時間もかけて「これかな?」と思ったことをやってみました。
・めげずに、再度、先輩に確認してみました。
・「言ったと思うけどー、こーしてあーしてー…」と言われましたが、つらつら言われてよくわかりませんでした。
・結果、Bさんは、いろんな人に迷惑をかけてしまいました。
・仕組みや流れはわかったような気がします。
・何の資料をつくるのかもなんとなくわかった気がします。
・気を取り直して資料を用意することにしました。
・その資料に何の項目が必要で、どんなことを記入しなきゃいけないのかわからないので、過去の資料を探します。
・1つ1つそれらしきファイルを開いて確認してやっとできました!
・それを提出したら、もう1種類、別の資料が必要でした。
・また過去の資料を探します。。
なぜこんなことをあの先輩は教えてくれないんだろう?
…と思うと、うんざりする。
解明できたから、自分が引き継ぎをする時に楽できるように、フローが書けてよかった。と思う人もいるだろうけど、きっとこういうことが山のようにあるのかも、と考えただけでうんざりする人だっている。
加えて、
最初から、「解明するところから始めてください。」と言われてたらまた違ってたと思う。
たまに、最初は自分であんな手配やこんな手配をしてラベル貼りから設定まで何からなにまでやって、やっとここまできたのに、スタッフを雇ってもすぐ辞めちゃう(忍耐力がない!)って言う人がいるけど、入社フェーズが違うのだから、比べようがないはずなんだけど。
んで、この偉い人みたいに、一番最初に始めるのって、割と、自己完結できるけど、誰かが先にやったことがあることだと、正解がないことだとしても、どうしても正解がある気がしてしまう。
そんなんだから、作業をする方は、どうでもいい感情がつきまとう。
感じなくて良いプレッシャーみたいなものとか、間違えてるんじゃないか?とか、忙しい先輩に確認するタイミングを見計らうとか。
これがさくさく作業することを阻んでくるので、厄介でもあるんだけど。
でもさ、みんながみんな事象と感情を切り離せることができる能力を持ってないからね。
こういった経験って何かになにかに活かされるんだろうかね。
なんでも指示を待つな。という人もいるけど、仕事の内容によるんじゃなかろうか。
改善の余地はあるかもしれないけど、基本的に決まっているフローで決まっている作業をするのに、それがわからないがために残業をしたり、週末もすぐに頭を切り替えられなかったり、日曜日になったら、月曜日のことを考えてうんざりしたりするのは嫌だよね。
なんかもっとシンプルに楽しく(時には難題もあるでしょうけど、)生活したいし、従業員にも気持ちよく仕事をして成果を出してほしいなと思う。
システマチックに処理する作業は、さっさと説明して、どんどん進めてもらって、考えなきゃいけない仕事の時に頭を使ってもらえるよう、切り分けを上手くできる人にならなきゃな。
ある程度、いろいろな経験をしてから、こういった引き継ぎも含めた、ごりごりの現場仕事を何年かぶりにやってみて改めて思ったのでありました。
タイトル画像:Rosy / Bad Homburg / GermanyによるPixabayからの画像